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関戸の秋祭り

大型台風もこの辺りはたいしたことはなく、今は雨も風もすっかり収まっています。
それにしても今年の夏は暑かったですね。実は7月の後半に夏風邪を引いて、半月ぐらい体調を崩していました。寝込むほどではなかったのですが、夜になると咳が出て、その上あの熱帯夜でしたから、ずっと寝不足気味。なのに、昼間は相変わらず忙しくてゆっくり休むこともできず、果してこの夏を乗り切ることができるのかと、珍しく気弱になったほどです。

8月に入ってからも咳は治まらず、風邪ではなくて他の病気じゃないのかと疑ったこともあったのですが、それでも徐々に体力は回復し、facebookにも酒宴の写真をアップすることが多くなり、おかげさんで「ようやく復帰ですね」とコメントをいただくようになりました。

まあ、そんなこんなで、ブログともすっかりご無沙汰している間に、関戸の秋祭りも終わってしまいました。ブログ再会のご挨拶代わりに、いつもと変わり映えはしないのですが、秋祭りの写真をアップします。

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関戸には熊野神社、金刀比羅神社、九頭竜神社という3つの神社があり、その3社の例大祭が関戸の秋祭りす。例年9月の第2日曜日に行うことになっていて、今年は9月7日が宵宮、8日が本祭りでした。

このうち金刀比羅神社はスタジオジブリの「耳をすませば」の舞台になった場所に建っています。男の子が主人公の女の子に交際して欲しいと告白する場所です。ずいぶん前から、若い人の間で、耳すまツアーがブームになっていて、土日にはかなりのカップルがこの場所を訪れます。そのせいか、お賽銭の上がる額は本家の熊野神社を抜いてトップだそうです。

祭りは氏子だけで担うのではなく、町内ごとに有志で組織組織する会があって、そこが巡行の接待をしたり縄張りなどを受け持ち、祭りを裏で支えています。私のところは「関戸中央会」、約30軒が費用を出し合い、祭りの巡行を接待しています。

関戸中央会では祭りの約1週間前に、縄に下げる幣束をづくりを行い、今年の接待をどうするか同談します。写真はその時の光景です。もちろん飲みながらですが・・・。

幣束づくり.jpg

去年から私は神社の留守番役を仰せつかっています。太鼓、神輿、山車などの巡行には同行せず、花掛け(寄付金)の受付と皆が帰って来た時のための準備をする役です。写真はみんなが出払った後の神社の光景です。

神社全景.jpg

宵宮には、本祭りには巡行しないような町内を太鼓を中心に歩きます。写真は、それが終わり翌日の本祭りに備えて景気づけをしているところです。

宵宮の酒盛り.jpg

神輿に御魂を入れる儀式、いざ出陣です。

入魂式.jpg

今年は途中から雨模様でしたが、午後7時に、神輿が無事熊野神社に納まりました。この時、神輿のもみ合いは最高潮に達し、時々担ぎ手同士で小突き合のトラブルもあります。実は今年もありました。

神輿納まる.jpg
コメント(2) 

コメント 2

おけいさん

宮崎作品の中では、私は「耳をすませば」がなぜか一番好きなのですよ。関戸に行くことがあったら、訪ねてみたいですね。

お祭りお疲れ様でした、今年は熊野大社にも行って来た事だし、盛り上がったことでしょう。


by おけいさん (2013-09-18 21:56) 

k-koyo

おけいさん

お久しぶりでした。久々のブログ更新でしたから・・・。
今夜は月が奇麗ですね。水窪で見る月は、さぞもっと奇麗なことでしょう。

「耳をすませば」の近藤監督はこの辺りに住んでいたそうです。なので、あのアニメにはソレと特定できるような風景が随所に出てきます。金刀比羅神社もその一つで、祭りの前には分担して3社を清掃するのですが、私の住む地域は金刀比羅神社が担当なのです。

「耳すま」詣でをする時は、私が案内しますよ。
by k-koyo (2013-09-18 23:05) 

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