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聖蹟サンタマラソン

8日(日)に多摩川河川敷で行われた聖蹟サンタマラソンを見に行ってきました。コレクティブハウス聖蹟の居住者有志も「SEKIDO 70%」というチーム作って出場、その応援も兼ねてでした。勿論夜の打ち上げにも、応援団として参加してきました。

全景2.jpg

全員がサンタの衣装を身にまとって走るリレーマラソンで、1チーム10人、1周約2.5キロのコースを交代で走り、3時間の間にどれだけの距離を走ったかを競います。ですから、チームの何人かは2回走ることになります。

佳奈→智美.jpg

「SEKIDO 70%」チーム、揃ってゴール

ゴール.jpg

当日応援ボランティアをしていたKさんに聞いたところ、この日の参加者は400人弱、それに子どもマラソン(上記とは別)のランナーを加えると500人ぐらいになるのでは・・・ということでした。それが全員サンタの衣装ですから、なかなか壮観でした。

このイベントを仕掛けた馬場保孝さんはまだ30代の若者(推測)です。これもKさんの話によると、ネットで海外のサンタマラソンを見て、「オレもやりてェ〜」と思ったのが切掛けだったとか・・・。

この「やりてェ〜」というシンプルな思いを実行に移した馬場さんは凄いです。しかし彼だけではなく、彼の思いに共感して一緒にやろうと汗をかいた仲間たち、参加費や衣装代を負担してまで参加しようと思ったランナーたち、そしてそれに協賛して応援した企業人、このイベントにはそれぞれの思いがみごとに集積されていたように思います。

もちろん「三太」も・・・

三太.jpg

印象的だったのは、走った人が異口同音に「楽しかった!」と感想を述べていたことです。観る人ではなく、イベントの一翼を担った当事者になれたからに違いありません。

「SEKIDO 70%」チーム、全員集合で記念撮影

全員集合.jpg

スパイダーマンも登場

スパイダーマン.jpg

仕事柄、私はこれまで、たくさんのイベントを事務局と担った経験があります。しかもサンタマラソンよりもはるかに大規模なイベントです。でも、終わってみるといつも空しい思いに駆られました。素直に「楽しかった!」という気持ちにはなれませんでした。たぶんそれは官製のイベントだったからでしょう。
サンタマラソンは、そんな官製のイベントとは明らかに違っていました。お金も、労力も、時間も、みんなで出し合って行う、そう昔から伝わる地元の祭のようなイベントでした。

他にも最近は、シャルソン(ソーシャル×マラソン)とかフラッシュモブといった、若者による新しいイベントが生まれつつあります。今回のサンタマラソンについても言えることなのですが、そうしたムーブメントを生み出している背景にはソーシャルネットワークサービス(SNS)の普及があります。逆にSNSがなければ、あれだけの成果をおさめるのは難しかったに違いありません。その意味では、何か新しい時代の到来を予感させるものでした。

ただし一方では、ネットによるイジメで自殺、といった事件も頻発しており、SNSはその使い方によっては危険な道具でもあります。
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